リポジトリー

リポジトリーオブジェクトは、保存するジョブと文書データを保持し、後で取得できます。ジョブまたは文書情報を取得する際に、ジョブの表示、ジョブの再実行依頼、またはジョブあるい文書とその処理履歴に関する詳細情報の確認ができます。複数のリポジトリーを作成して、それぞれに固有の保存期間を設定できます。

リポジトリーオブジェクトを作成する場合には、次の内容を指定できます。

  • リポジトリーの保存期間。保存期間よりも古いオブジェクトは、システムにより削除されます。
  • ファイルシステムへのパスまたはリポジトリーフォルダーのディレクトリー。このファイルシステムまたはディレクトリーは、ローカルシステムまたはネットワーク上の任意の場所に保管できます。
  • レポジトリーの位置。この値を使って、リポジトリーからファイルを取得できるユーザーを制御できます。
リポジトリーからジョブ、文書および履歴情報を取得するために使用するジョブプロパティおよび文書プロパティーは、ワークフローの StoreInRepository ステップで指定します。ジョブヒストリー情報は、履歴記録通知オブジェクトによって記録されます。 StoreInRepository ステップで、履歴情報、ジョブ、文書データを保存するかどうかを指定できます。

RICOH ProcessDirector は、試験的にジョブや文書を保管および取得するために使用できるサンプルリポジトリーを提供します。