制御ファイルを作成および更新する

サンプル AFP ファイルを開いて拡張する際に、RICOH Visual Workbench で、制御ファイルを作成するか、ユーザーが以前に作成した制御ファイルを更新できます。制御ファイルには、サンプル AFP ファイルに類似した実動 AFP ファイルを拡張する方法を RICOH ProcessDirector に指示する定義が含まれています。
サンプルAFPファイルの制御ファイルがすでに存在する場合、AFPファイルを再度拡張する必要があるときは、新規の制御ファイルを作成するのではなく、既存の制御ファイルを更新します。サンプルAFPファイルに適用するすべての定義が、同じ制御ファイルに含まれている必要があります。

RICOH ProcessDirector が実動 AFP ファイルを拡張する際に使用する制御ファイル内の定義を制御します。例えば、制御ファイルには、AFP Indexer によって作成された定義 (索引タグを追加するための定義など) と、AFP Editor によって作成された定義 (バーコードを追加するための定義など) が含まれていることがあります。いくつかの実動 AFP ファイルに索引タグを追加して、バーコードは追加しない場合は、IndexAFP ステップをワークフローに追加します。その他の実動 AFP ファイルに索引タグとバーコードを追加する場合は、IndexAFP ステップと EditAFP ステップをワークフローに追加します (または、EditAFP ステップのみを追加して、そのステップに 先に索引付けを行うオプションを選択します)。

Visual Workbench制御ファイルを作成または更新するには、次の手順に従います。
  1. RICOH Visual Workbench で、サンプル AFP ファイルを開きます。
    [制御ファイルを開く]ウィンドウに、既存の制御ファイルをこのAFPファイルに使用しますか?というメッセージが表示されます。
  2. 次のいずれかを行ってください。
    • 制御ファイルを作成するには、いいえをクリックします。
    • 制御ファイルを更新するには、はいをクリックします。[開く]ウインドウが表示されます。
      1. 制御ファイルを選択します。
      2. 開くをクリックします。
  3. 誤った制御ファイルを開いた場合は、ファイル 制御ファイルを開くをクリックして、正しい制御ファイルを選択します。
    「新しい制御ファイルを開くと、未保存の変更は失われます」というメッセージが表示されます。「続行しますか?」というメッセージが表示された場合は、このセッションで拡張済みのAFPファイルがすでに存在しているので、それらの変更が失われることを意味します。次のいずれかを行ってください。
    • 別の制御ファイルを開くには、はいをクリックします。
    • このセッションで作成した定義が失われないように、開いている制御ファイルを先に保存するには、いいえをクリックします。次に、制御ファイルを保存します。
  4. サンプルAFPファイルを拡張します。
    例えば、ページグループ、索引タグ、バーコード、テキスト、および空白領域を作成します。
  5. 次のいずれかを行ってください。
    • 新規の制御ファイルを保存するか、更新した制御ファイルを名前変更するには、次の手順に従います。
      1. ファイル 制御ファイルの別名保存をクリックします。
      2. ファイル名フィールドに制御ファイルの絶対パス名を入力します。
      3. 保存をクリックします。
      AFPファイルとその制御ファイルを関連付ける際に役立つ名前を制御ファイルに使用してください。制御ファイルのデフォルトの拡張子は .ctl です。
      注意: 異なる制御ファイルを必要とする入力ファイルに同じワークフローを使用する場合、シンボル表記で参照できるジョブプロパティーに対応する制御ファイル名を使用する必要があります。例えば、abc.afp および xyz の 2 つの入力ファイルがある場合、制御ファイルとして ${Job.InputFile}.ctl を使用できます。この場合、制御ファイルの名前は abc.afp.ctl および xyz.ctl である必要があります。
    • 更新した制御ファイルを同じ名前で保存するには、ファイル 制御ファイルの保存をクリックします。