RICOH ProcessDirector文書プロパティーのロード

RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat を使用して、PDF ファイル内のテキストを RICOH ProcessDirector 文書プロパティーとして定義するには、RICOH ProcessDirector 文書プロパティーのリストをインポートする必要があります。

次のタイミングでこのタスクを実行する必要があります。

  • プロパティー定義ファイルが変更され、docCustom ユーティリティーを実行し、および カスタム文書プロパティー機能をインストールまたはアップグレードした後
  • RICOH ProcessDirectorで新しい文書プロパティーを定義した後。

    注意:
  • 文書プロパティーのサンプルセットはインストール時に読み込まれます。RICOH ProcessDirector文書処理機能をインストールする場合は、 この手順を実行して、 システムでサポートされている文書プロパテ ーの全一覧を読み込みます。

文書プロパティーを読み込むには、次の操作を行います。

  1. Adobe Acrobat Professionalを閉じます。
  2. PDFファイルを処理する RICOH ProcessDirectorサーバーの次のディレクトリーから、definitions.zip を取得します。
    • Linux: /aiw/aiw1/share
    • Windows: C:\aiw\aiw1\share
    このファイルは、文書処理機能のいずれかをインストールしたときに生成され、カスタム文書プロパティーを作成したとき、docCustomユーティリティーを実行したとき、 カスタム文書プロパティー機能をインストールまたはアップグレードしたときに更新されます。
    Definitions.zipファイルは、 管理タブからプラグインインストーラーをダウンロードする際にダウンロードされますが、自動的には読み込まれません。カスタム文書プロパティーに変更を加えたら、definitions.zipファイルを手動でダウンロードする必要があります。
  3. RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat をインストールしたシステムで、<user_home_directory\AppData>\Roaming\InfoPrint\InfoPrintPlugin\ ディレクトリーに definitions.zip ファイルを配置します。

    <user_home_directory\AppData>は、ホームディレクトリー名を現在のユーザーのアプリケーションデータディレクトリーの名前に置き換えます。

      注意:
    • Windowsの実行コマンドラインに %appdata%と入力して OKをクリックすることで、現在のユーザーに対して、アプリケーションデータディレクトリーの場所を表示できます。

  4. Adobe Acrobat Professional を再起動して、Ricoh 選択 をクリックし、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat をアクティブにします。definitions.zip ファイルに含まれているRICOH ProcessDirector 文書プロパティーのリストは、文書プロパティーを使用するプラグインの領域に自動的にインポートされます。
definitions.zipファイルには、文書プロパティーと制限された文書プロパティーが含まれています。制限された文書プロパティーはデータベースに保存されず、 そのプロパティーを含む文書プロパティーファイルに保存されます。両方の種類のプロパティーについて詳しくは、 インフォメーションセンターの文書プロパティー関連のトピックを参照してください。たとえば、 サンプル文書のプロパティーテンプレートの編集に関するトピックを参照してください。