時刻
バッチ方式が時刻の場合、ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、1つまたは複数のファイルをグループとして実行依頼します。 [データパターン]プロパティーと一致して、 [バッチ開始日]、 [バッチ開始時刻]、 [バッチ間隔]、および [バッチ日]または [頻度]の各プロパティーに設定された値で判別される期間内に到着したファイルだけが、実行依頼されます。
ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は、バッチ開始日プロパティーと バッチ開始時刻プロパティーで指定された日時になるまで待機します。その後、指定の時刻または間隔で、1つまたは複数のグループの入力ファイルを実行依頼します。時刻または間隔は、 バッチ間隔プロパティーと、 バッチ日プロパティーまたは 頻度プロパティーで設定します。ファイルは、 最終変更日時のタイムスタンプが示す順序で印刷されます。
- 注意:
- RICOH ProcessDirector for Windowsはファイルの最終修正日時の順序で子ジョブを処理します。Windows の 更新日の値は、 実行依頼時刻ジョブプロパティーの値として表示されます。ファイルが入力装置に配置されたときには更新日の値は変更されないため、2010年に作成され2011年に実行依頼されたファイルの 実行依頼時刻は2010と表示されます。
- 注意:
- バッチ開始日プロパティーと バッチ開始時刻プロパティーに設定された最初の日時より前にホットフォルダーまたはSFTP入力装置にファイルが存在する場合、それらのファイルも入力装置が実行依頼する最初のバッチに含まれます。
- [バッチ開始時刻]プロパティーでは、ブラウザーの時間帯を使用します。その値は、ユーザーインターフェースにアクセスするために使用するコンピュータの時間帯に基づいて表示されますが、汎用形式で保存されます。ホットフォルダーまたはSFTP入力装置は親サーバーの時間帯に基づいて汎用の時刻形式を解釈し、指定された時刻にバッチを作成します。
[時刻]バッチ方式を使用する場合、次のように入力装置プロパティーを設定します。
- ワークフロー:ParentNoPrint
- 子ワークフロー:ジョブの印刷ファイルに適したワークフローです。
- 実行依頼ステップ:SubmitInputFiles
- .zipファイルの作成:このプロパティーが はいの場合、 データパターンプロパティーに設定された値と一致するすべての入力ファイルが含まれるZIPファイルが生成され、1つのジョブとして実行依頼されます。この値が [いいえ]の場合、すべての入力ファイルが子ジョブとして実行依頼されます。
- バッチ開始日:入力装置が 時刻バッチ方式の使用を開始する日付です。
- バッチ開始時刻:入力装置が 時刻バッチ方式の使用を開始する時刻です。
- バッチ間隔:ファイルのグループを実行依頼する日時と頻度を判断するための時間間隔です。
- バッチ日または 頻度: バッチ間隔プロパティーとともに使用され、ファイルのグループを実行依頼する日時と頻度の正確な値を指定します。
- データパターン:印刷ファイルのファイル名と部分的にでも一致するパターンです。ホットフォルダーまたはSFTP入力装置の場合、デフォルト値は.*$の正規表現です。このパターンは、すべてのファイル名と一致します。