RunExternalProgram

このステップテンプレートを基にしたステップは、RICOH ProcessDirector ジョブの処理を外部プログラムに実行依頼します。処理は RICOH ProcessDirector の外部で行われるため、このステップテンプレートから作成されたステップは外部ステップと呼ばれます。

ジョブプロパティーデフォルト

  • 外部プログラム言語: 設定なし
  • 外部プログラムコードページ: 設定なし
  • 外部コマンド:
  • 外部制御ファイルテンプレート:
  • 有効な戻りコード: 0

使用上の注意

  • PDFワークフローのRunExternalProgramステップには、サンプルの外部コマンドと外部制御ファイルテンプレートが含まれています。
  • このステップテンプレートを基にしたステップを、SetJobPropsFromTextFile ステップテンプレートを基にしたステップが組み込まれているワークフローに追加する場合、 RunExternalProgram ステップがジョブのスプールファイルの名前を取得するために RICOH ProcessDirector でメソッドを使用していれば、 getFileName メソッドの代わりに getAbsoluteFileName メソッドを使用してください。 SetJobPropsFromTextFileステップは、入力装置がジョブを作成した後、すぐに getFileNameメソッドが提示するファイル名を解決しようと試みます。処理において、この時点ですべてのスプールファイルを使用できるわけではありません。この時点で getAbsoluteFileNameメソッドが提示するファイルを解決しようとは試みません。

    この使用上の注意は、getControlFileNameメソッドには適用されません。

  • 外部プログラム言語プロパティーは、外部プログラムが使用できる LANG 環境変数の値を設定します。有効にするには、外部プログラムがこの値を使用するように設定する必要があります。
  • このステップでは、外部プログラムからの標準出力 (stdout) の最初の 50 行をジョブログに書き込みます。
  • stdout が大きなデータファイルの場合、外部コマンドプロパティーの値として外部プログラムを呼び出す batch file を使用してください。コマンドからstdoutをファイルにリダイレクトするようにbatch fileを記述します。
  • このステップでジョブプロパティーを設定するには、[外部コマンド]の値で指定される出力ファイル名の後にproperty=valueを追加します。

    例えば、次に示すコマンドは、PDFファイルをソートすると共に、[ジョブ名]をmyjobに設定し、[ 要求されたジョブコピー]を5に設定します。

    • sort ${getFileName(print,pdf,read)} /o ${getFileName(print,output,write)},Job.Name=myjob,Job.Copies=5