遅延ジョブを検索する

ジョブに対して修正アクションを実行できるように、追跡状況がスケジュール遅れ、予想される結果が 未達成の可能性あり、またはチェックポイント状況が 遅延のジョブを検索できます。

Deadline Tracker機能により、メインページに締め切りポートレットが追加されます。ポートレットには、締め切りまたはチェックポイントに遅れた、または間に合わなそうなジョブの数を示すドットが含まれています。

ドットの上にマウスポインターを置くと、凡例が表示され、ドットで示される状況がリストされます。この状態のすべてのジョブを表示をクリックして、その状態のすべてのジョブのテーブルを開きます。ドットは、[ジョブ]テーブルの リスクのスケジュール列にも表示されます。 スケジュールリスク列の見出しは空白です。列の名前を表示するには、見出し領域にポインターを置きます。

追跡状況がスケジュール遅れとは、そのジョブの処理にかかっている時間が、この時点までに実行されたすべてのステップの推定時間より長いことを意味します。ジョブがスケジュールから遅れていると、[ジョブ]テーブルのそのジョブの スケジュールリスク列に黄色のドットが表示されます。

予想される結果が未達成の可能性ありとは、残っているステップの推定時間が、ジョブの締め切りまでの残り時間より長いことを意味します。ジョブが締め切りに間に合わなくなりそうになると、 スケジュールリスク列にオレンジ色のドットが表示されます。

チェックポイント状況が遅延とは、次のチェックポイントへのジョブがの到達が遅れているか、最終チェックポイントを逃したことを意味します。RICOH ProcessDirectorは、サービスポリシーが関連付けられているすべてのジョブのチェックポイント状況を計算します。ジョブが遅延すると、 スケジュールリスク列に黄色いドットが表示されます。次のチェックポイントの前にジョブが追いついた場合、黄色いドットは削除されます。

[ジョブ]テーブルで遅延ジョブを確認するには、以下の操作を行います。

  1. [メイン]ページの[システムの要約]ポートレットで [すべて]をクリックして、システム内のすべてのジョブを確認します。
  2. スケジュールリスクによってジョブを並べ替えて、リスクが大きいジョブが列の上部に表示されるようにするには、スケジュールリスクの空白の列見出しをクリックします。
  3. [ジョブ]テーブルに特定のスケジュールリスクのジョブのみを表示するには、詳細なフィルターをクリックします。
  4. チェックポイント状況が遅延のジョブのみを表示するには、 チェックポイント状況プロパティー、 等しい(=)比較演算子および 遅延という値を選択します。

    追跡状況がスケジュール遅れのジョブのみを表示するには、 追跡状況等しい(=)および スケジュール遅れを選択します。

    予想される結果が未達成の可能性ありのジョブのみを表示するには、 予想される結果等しい(=)および 未達成の可能性ありを選択します。

    スケジュールリスクを組み合わせて選択するには、最初に任意の条件がtrueを選択して、最初のプロパティー、条件、値を選択します。次に、条件の右側にある +をクリックし、別のプロパティー、比較、値を選択します。

  5. 遅延または スケジュール遅れのジョブ、または締め切りに間に合わなくなりそうなジョブが表示された場合、そのジョブのプロパティーを確認できます。

    例えば、あるジョブが遅延の場合、その計画チェックポイント時刻と実チェックポイント時刻を確認できます。あるジョブが スケジュール遅れまたは締め切りに間に合わなくなりそうな場合、 締め切りタブのプロパティーの値を確認できます。

  6. ジョブを遅延させる原因となった問題を修正した後、ジョブの残りのフェーズでの進行を速くするために、プロモートアクションの使用を検討します。また、 ジョブのスケジュールアクションを使用して、別のプリンターにジョブを移動することもできます。