基本製品をインストールする
始める前に、インストールの準備 および 1次コンピューターのインストール準備をする にリストされているご使用の構成の前提条件をすべて検証していることを確認してください。
- Windows システムの準備時にRICOH ProcessDirector を実行するために作成した管理者アカウントを使ってログインします。このアカウントは特定の人物と結びつけないでください。更新をインストールするたびに、このアカウントを使用してサインインする必要があります。特定の人のユーザーIDを使用していて、その人が部署を離れた場合、アップデートのインストール、RICOH ProcessDirector サービスの開始と停止、その他の管理タスクを実行できなくなる可能性があります。
そのアカウントが存在しない場合は、アカウントを作成し、そのアカウントにログインします。
- 注意:
- 管理者ユーザー ID の名前にスペースを含めることはできません。
- 管理者用のパスワードに"、%、^、または2つの$が含まれていないことを確認してください。現在のパスワードにこれらの文字が含まれている場合は、パスワードを変更してから続行してください。
- 基本製品の DVD をドライブに挿入します。
- Windowsの自動実行機能が有効になっている場合は、インストーラーが自動的に始動します。インストーラーが始動しない場合は、Windows Explorerを開いて、DVDドライブに移動します。
setup.exe
をダブルクリックします。インストーラーが始動します。- 使用するインストーラーに適切な言語を選択し、OKをクリックします。
- 基本製品のインストールを選択します。
- 基本製品をインストールした後で、別のインストーラーが始動し、[概要]ウインドウが表示されます。インストーラーの指示に従って、必要な情報を入力したら、各ウィンドウで次へをクリックします。
- RICOH ProcessDirectorをインストールするディレクトリーを選択します。デフォルトのインストールディレクトリーは
C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector
です。RICOH ProcessDirectorの資料では、製品をデフォルトディレクトリーにインストールすることを前提としています。異なるインストールディレクトリーを選択する場合、資料に記載されている多くのディレクトリーは正しくありません。選択するインストールディレクトリーと一致するように、ディレクトリーの最初の部分を変更する必要があります。 - インストーラーにより、システムの多数の前提条件が検証されます。問題が見つかったら、一覧表示されます。キャンセルをクリックしてインストーラーを閉じ、問題を修正してから、インストーラーを再始動します。
- 使用許諾契約書と保守契約を確認し、同意します。
- ログインした管理者ユーザーIDのパスワードを入力してください。
- RICOH ProcessDirectorで使用するデータベースを選択します。
- PostgreSQLと共にRICOH ProcessDirectorをインストールする場合は、ステップに進みます。
- RICOH ProcessDirectorに含まれるIBM DB2を選択した場合、以下の操作を⾏います。
- [次へ]をクリックします。
- 次のウィンドウで、選択をクリックしてインストールメディアの場所を選択します。
- フォルダーを参照ダイアログで、DB2 インストールメディアのフォルダを選択し、 OKをクリックします。
- 次へをクリックして、インストールを続行します。
パスが正しくないか、DB2 インストーラーが見つからない場合は、前へをクリックして戻るか、 次へまたは キャンセルをクリックしてインストールを終了します。 - プリインストール要約を確認し、インストールをクリックして、インストールを開始します。
- ファイルのセキュリティーに関する警告のウインドウが表示される場合は、実行をクリックしてインストールを続行する必要があります。
- 完了をクリックしてインストールを完了します。
- コンピューターを再始動するオプションを選択して、インストールプロセスを完了します。
- DVD からインストールした場合、そのディスクを取り出します。
- エラーメッセージが表示されたら、
C:\Program Files\Ricoh\ProcessDirector
/logs
ディレクトリーのインストールログを確認して、ソフトウェアサポートにお問い合わせください。 - フランス語またはブラジルポルトガル語で実行されている Windows システムにインストールし、データベースとしてDB2を使用する場合は、次のステップを行います。RICOH ProcessDirector では、多くのデータベース機能に対して LocalSystem ユーザー ID が使用されます。フランス語またはブラジルポルトガル語で実行されている Windows システムにインストールする場合、LocalSystem ユーザー ID には国際文字が含まれています。DB2は、国際文字を含むユーザーIDをサポートしていないため、RICOH ProcessDirectorはサービスを開始できません。 RICOH ProcessDirectorはインストールプロセスで使用した管理者ユーザーIDなど、DB2に異なるユーザー IDを使用するように構成する必要があります。
DB2に別のユーザー IDを使用するようにRICOH ProcessDirectorを構成するには、以下の操作を⾏います。
- テキストエディターで
C:\aiw\aiw1\config\System.database.cfg
ファイルを開きます。ファイルの最後の 2 行 (userid=
およびpassword=
) の先頭から # 記号を削除してこれらの行をコメント解除します。 - コマンドプロンプトを開きます。ippdprofile.cmdと入力してEnterキーを押します。
- java com.ibm.aiw.primary.database.PwSetter管理者パスワードを入力し、Enter を押します。管理者パスワードはRICOH ProcessDirectorのインストールに使用した管理者アカウントのパスワードに置き換えます。このコマンドは
System.database.cfg
ファイルを更新します。 - 管理者パスワードを変更した場合は、これらのコマンドをもう一度実行する必要があります。また、次のサービスのパスワードも変更する必要があります。
DB2 - DB2COPY1 - AIWINST-0
DB2 Remote Command Server
DB2DAS - DB2DAS00
- RICOH ProcessDirectorサービスを開始します。
- テキストエディターで
- インストールする機能がある場合は、機能をインストールするの手順を実行します。
- 現在のバージョンにアップグレードする場合は、現在のバージョンにアップグレードするを参照してください。
- 初めてログインする に進みます。
- 注意:
- ソフトウェアが試用版としてインストールされています。試用ライセンスは60日で期限切れになります。ライセンスキーの取得とインストールについては、ライセンスキーをダウンロードおよびインストールするを参照してください。