リソースライブラリー管理

中央リソースライブラリーにCMRとデータオブジェクトを格納する場合は、必要なときにリソースを利用できるように、リソースライブラリーの特性の一部を理解する必要があります。

AFPリソースインストーラー で作成するリソースライブラリーは、その索引としてリソースアクセステーブル (RAT) を使用します。索引は参照先になるライブラリーにファイルとして格納されます。RAT を使用するリソースライブラリーに CMR を保管しておく必要があります。また同様に、RAT を使用するリソースライブラリーにデータオブジェクトも保管しておくようお勧めします。

AFPリソースインストーラー でリソースライブラリーを作成すると、RAT も作成され、その RAT はライブラリーに保管されます。CMR またはデータオブジェクトがインストールされると、AFPリソースインストーラー はリソースに関する情報で RAT を更新します。プリントサーバーは、リソースライブラリー内でリソースを調べるとき、最初にRATを調べて、リソースがリストされているかどうかを確認します。

プリントサーバーはRATに依存します。プリントサーバーが正しくないと、リソースライブラリーでリソースを見つけられません。つまり、リソースライブラリーを管理するには、常に AFPリソースインストーラー を使用する必要があります。ここで、管理の内容は以下のとおりです。

  • CMRとデータオブジェクトをリソースライブラリーに追加します。

    CMR またはデータオブジェクトは、AFPリソースインストーラー が使用するリソースライブラリーに直接コピーしないでください。CMRまたはデータオブジェクトをこれらのリソースライブラリーにコピーすると、RATは更新されないため、プリントサーバーはCMRまたはデータオブジェクトの検索にRATを使用できません。

  • RAT にリストされているデータオブジェクトおよび CMR のプロパティーを変更します。

    RATまたはリソースライブラリー内のファイルを直接編集しないでください。また、既存のバージョンの CMR またはデータオブジェクトを、新しいバージョンをリソースライブラリーに直接コピーして更新しないでください。リソースを更新するには AFPリソースインストーラー を使用してください。

  • 異なるリソースライブラリーにCMRまたはデータオブジェクトをインストールするか、別の場所でリソースライブラリーを複製します。

    リソースライブラリーからCMRまたはデータオブジェクトを別の場所にコピーしないでください。

これらの作業の実行方法について詳しくは、AFPリソースインストーラー のオンラインヘルプを参照してください。