条件付きワークフロー内の 3 つの締め切りのシナリオ

このシナリオでは、条件付きワークフローに、PDFジョブ、AFPジョブ、他のジョブ(PostScriptおよびPCL)の個別の処理パスがあります。PDFジョブは、PitStop Connect機能を使用して実行される時間がかかるプリフライトステップを実行します。AFPジョブは、外部プログラムを実行する時間がかかるアカウンティングステップを実行します。他のジョブは、時間がかかるプリフライトステップまたはアカウンティングステップを実行しません。各パスに異なる締め切りを設定できます。例えば、PDFジョブには2時間、AFPジョブには90分、その他のジョブには30分の締め切りを設定できます。SetDeadlineステップを各パスの先頭に配置します。
条件付きワークフロー:共有ステップ
  • SetJobPropsFromTextFile
  • DetectInputDataStream
PDFジョブのパス
  • SetDeadline: PrintJobsを締め切りステップにします。締め切り時間を2時間に設定します(締め切りの日付 = プロパティー値に対して相対的、プロパティー = 実行依頼時間、前後 = 2時間)。
  • プリフライト(RunPitStopOnJobステップテンプレートに基づくステップ)
  • CountPages
  • PrintSetup(AssignJobValuesステップテンプレートに基づくステップ):印刷プロパティーをPDFジョブに割り当てます。
  • CreatePageRanges
AFPジョブのパス
  • SetDeadline: PrintJobsを締め切りステップにします。締め切り時間を90分に設定します(締め切りの日付 = プロパティー値に対して相対的、プロパティー = 実行依頼時間、前後 = 90分)。
  • CountPages
  • アカウンティング(RunExternalProgramステップテンプレートに基づくステップ):会計部門のプログラムを実行します。
  • PrintSetup(AssignJobValuesステップテンプレートに基づくステップ):印刷プロパティーをAFPジョブに割り当てます。
  • CreatePageRanges
その他のジョブのパス
  • SetDeadline: PrintJobsを締め切りステップにし、締め切り時間を30分に設定します(締め切りの日付 = プロパティー値に対して、プロパティー = 実行依頼時間、前後 = 30分)。
  • PrintSetup(AssignJobValuesステップテンプレートに基づくステップ):印刷プロパティーをその他のジョブに割り当てます。
共有ステップ
  • PrintJobs
  • RetainCompletedJobs
  • RemoveJobs

このワークフローでは、ジョブが印刷完了の締め切りに間に合うか、間に合わないかを確認できます。ジョブが締め切りに間に合わない場合、RICOH ProcessDirectorによって、[ジョブ]テーブルのそのジョブの スケジュールリスク列に赤色のドットが追加されます。赤色のドットは、さまざまな長さの印刷完了締め切りに間に合わないと、各タイプのジョブに追加されます。赤色のドットは、PDFジョブの場合は2時間後に追加されます。赤色のドットは、AFPジョブの場合は90分後に追加されます。赤色のドットは、それ以外のジョブの場合は30分後に追加されます。