自動保守をスケジュールする
RICOH ProcessDirectorには、パフォーマンスを改善するために 1次コンピューターで定期的に実行する必要のある保守スクリプトが用意されています。デフォルトでは、RICOH ProcessDirectorは毎日午前0時にこれらのスクリプトを実行します。時刻や頻度を変更したり、同時に独自の保守スクリプトを実行したりできます。
これらのスクリプトが実行されている間は、RICOH ProcessDirectorの動作速度が数分間低下する場合があります。そのため、これらのスクリプトは、実動時間のピークには実行しないようにしてください。
RICOH ProcessDirectorインストールは、Windowsタスクスケジューラーの保守スケジュールに新しいスケジュールタスクを2つ作成します。スケジュールされた各タスクは、C:\aiw\aiw1\maintenance\daily
および C:\aiw\aiw1\maintenance\weekly
ディレクトリーにあるスクリプトをタスクスケジューラーに設定されている間隔で実行します。
- 保守スクリプトを実行する時刻、曜日、または頻度を変更するには、Windows タスクスケジューラーでスケジュールタスクを編集します。
- 管理者として Windows システムにログインします。
- Windows タスクスケジューラーを実行します。
- タスクスケジューラーで Ricoh_daily_db2_maintenance および Ricoh_weekly_db2_maintenance を探し、スケジュールに必要な変更を行います。
- RICOH ProcessDirector保守スクリプトと同時に独自のスクリプトを実行するには、そのスクリプトを
C:\aiw\aiw1\maintenance\daily
ディレクトリーまたはC;\aiw\aiw1\maintenance\weekly
ディレクトリーにコピーします。RICOH ProcessDirectorで使用するWindowsアカウントに、スクリプトを実行するために使用するメンテナンスディレクトリーへのアクセス許可があることを確認してください。