概要
In this section:
- RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe AcrobatRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatは、ワークフロー内のステップにより処理されるPDFファイルに対応して、PDFファイル内で拡張を定義および表示するために使用するAdobe Acrobat Professionalプラグインです。
- サンプルPDFファイルRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用する際の目的は、実動PDFファイルを表現しつつ、実動ファイルよりもサイズが小さいPDFファイルをマークアップすることです。特に実動PDFファイルが大量(例えば1000ページを超える長さ)の場合に有効です。ファイルが小さくなれば、マークアップを追加したり、プレビューを使用したり、抽出された文書プロパティーを表示したりするときに、より迅速に作業できます。
- ページグループページグループは、PDF ファイル内の 1 つの文書 (郵便物、顧客取引明細書など) を構成する一連のページです。RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat では、1 つの文書は 1 つのページグループです。1 つの PDF ファイルに複数の文書を含めることができます。1 つの PDF ファイル全体が単一のページグループとして扱われる場合は、PDF ファイルは 1 つの文書を表します。
- 文書プロパティー文書プロパティーは、文書のページ上の特定の位置から抽出したカスタマー名または郵便番号などのデータです。文書プロパティーを使用して、さまざまな情報に基づいてマークアップを追加できます。例えば、異なる地域に送信する文書にそれぞれ異なるイメージを追加できます。
- マークアップRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat は、バーコード、OMR マーク、イメージ、テキスト、および非表示領域の 5 つのタイプのマークアップに対応しています。
- 条件付き処理RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobatを使用して、PDFファイルにマークアップを追加する際には、条件付きの処理規則を作成して特定のページにマークアップを配置できます。また、条件付きの処理規則を使用して、メディアと仕上げオプションを適用したり、RICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe AcrobatとRICOH ProcessDirectorが文書プロパティー値を抽出するページを指定したりすることもできます。
- 制御ファイル制御ファイルは、ページグループ定義、文書プロパティー、条件付きトリガー、およびマークアップを PDF ソースファイルとは独立して保存します。制御ファイルは、処理する PDF ファイルに同じ変更を適用するのに RICOH ProcessDirector が使用するテンプレートです。
- ユーザーインターフェースプラグインユーザーインターフェースは、Adobe Acrobatに追加されるRicohメニュー、マウスの右クリックポップアップメニュー、マウスの左クリックポップアップメニュー、およびRICOH ProcessDirector Plug-in for Adobe Acrobat機能を実行するために使用するウィンドウで構成されます。